別レナイ

2005年7月19日
彼はきっと、あたしという人間を好きなのではなくて、

自分の虚栄心とか自尊心とか、

なんかそうゆうものを満たしてくれる、

あたしという存在が好きなんじゃないか。

ファッションと同じ。

ブランドと同じ。

好きだと言ってくれているのに、

少しもそれを感じとれない。

痛いほど感じたいのに。

***

あたしのたった一人のダーリンはというと、

何度もあたしを抱きしめて、

・・・好きやのになぁ・・・

と苦しそうに小さな声で言った。

その瞬間、涙が止まらなくなった。

なんで好きなのに、一緒に居たらいけないの?

いやだいやだいやだ

子供みたいにダダをこねたくなった。

だけど、困る顔を見たくなくて

我慢をしたら、その分また涙に変わってしまった。

あたしの人生から、ダーリンがいなくなる。

この先も、あたしの人生には、ずっとダーリンがいる予定だった。

一緒に、親になって、一緒におばあちゃんとおじいちゃんに

なる予定だった。

いやだよぅ。

自分で離れようと決めたけど、

やっぱりやっぱりいやだ。

ひとりになりたくないのではなくて、

ダーリンがいないのがいやだ。

好きだよぅ。

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