「なに?まだ疑ってんの?

なら言ってやろうか。今すぐここで。どんだけ好きか。」

そうやって、人であふれかえる駅の改札で怒って、

ここで、と手を広げて、あたしを振り返って、

だけど、途端に悲しそうな目をした彼や、

「なぁ、なんで?」と俯いた彼や、

「ずっと一緒だと思ってた」

と泣いた彼も、

絶対に代わりはできない。

あなただけは、絶対に放さない。

こんなにも毎日愛しいと思える誰かは、初めて。

一番大事にしたいもの。

こんなふうになるなんて、

自分がとっても弱くなってしまったような気がする。

それが怖かったのに。

恐れていた事態になるなんて。

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索