love U

2004年4月21日 昔日記
2001年6月30日(土)

夕方、

あたしは、別れを決意したはずの彼氏と一緒にいた。

なにやってるんだろう。

前日に、あの人からあるメールを受け取ったせいもあった。

「実は、他に好きな人いんねん。」

・・・・。

あらら。

なんだろう、まだ日が浅かったせいもあって、

大した衝撃もなかった気がするが、

まったくショックでなかったかと言うと、

そうでもなく。

急にむなしくなって、

彼氏に舞い戻りそうになった。

しつこく会おうと言う彼氏に

気まぐれに付き合ったのは、こんなことがあったせいだった。

ひどいと思う。

自分自身のやってることが。

彼氏は、あたしの手に触れて、

「戻ってきて」と言った。

髪に触れて、急にそっとキスをした。

拒めなかったのはあたしだ。

見つめられて、髪をなでられたら、

自分の決意が揺らぎそうだった。

あの人とは、何日か後に、ごはんを食べに行く約束をしていた。

なのに、あんなメールが来て、

あたしは、少し意地になって、

「じゃあ、ごはんはいけないねー」

と返してしまった。

そして、あの人も

「せやなー。わりぃ。」

とメールをしてきた。




これで終わったと思ってたのに。

あの人から急にまたメールが来た。

「気分転換に付き合って」

あたしがそれを拒めるわけがなかった。

都合よく利用されるのかもと思っても、

それでも拒む気にはなれなかった。

会いたかった。

バカみたいに嬉しかったんだ。

利用されても会いたかったんだって、

その時自分で初めて気付いて、

少しゾッとした。

自分がこんなふうに、あの人に

どんどんおちていく予感がしたから。



                     つづく。。。。

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