薬剤師と恋

2003年11月25日
街はすっかりクリスマスイルミネーションで


盛り上がりを見せます。


こんな季節に


人は


きっと一人じゃいられなくて


別に一人じゃないのに


違うあの人のところに行かなくちゃ、と


衝動にかられて


気がつくと走り出して


ここにいたんだょ





笑ってキスをした薬大学生の男の子。


ばーか。


かっこいいじゃん。


明るい茶色の髪。


色素の薄い茶色い目。


笑うと覗く八重歯と


目の近くにある黒子が愛嬌たっぷり。


でもあたしの心はダーリンだけのものなんだからね。


肝に銘じとけよっ


と言いながらほんの少しだけときめいたのは


誰?


誰??


ねぇ、じゃあそれに効く薬はないの?

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