あなたとあたしは、違うもの。


どういう意味?って?


辛い時は、1人じゃ抱えきれない。


だから少しでも顔を見たいと思うのは、あたし。


一人で抱え込んでしまうのは、あなた。


いつまでもあたしよりお兄さんな存在として


背伸びする必要はないのよ。


頼れる男として居るために、


弱みを見せられないなんて悲劇的。


あなたが、あたしと会いたい時とは、


いつですか?


あなたは、今どこにいますか?


あなたは、あたしに何を求めますか?


あなたの全部を受け止めさせてくれますか?


静かに泣いたあなたを抱き寄せて


髪を撫でてみました。


猫みたいでした。


街頭の光がほっぺたの涙の筋を


うっすら浮かばせていました。


この先も仲良くしていきたい、


とあなたが言ったのも


ニャアって聞こえてしまいそうでした。



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