失神女学院

失神て興奮しますか。


「ああーーーー・・・・・っっ！！！


もう・・・っっっ・・・・


ダメーーーーーーぇっっっ・・・！！！！！・・・」


エッチの途中、気持ちよすぎて


快感のあまり


失禁、失神。


そういうのって


興奮するんですか？


まあ


それはさておき。


昨日なんでかは忘れたけど彼氏と出会ったときの


その瞬間の話を掘り返した。


いやいや参加したバイト先での飲み会。


その日の昼間見かけた人が来ていた。


・・・あ。あの人今日見かけた人。


結構タイプだった。


背はそんなに高い方じゃないけど


雰囲気がタイプだった。


ちょっと影がある感じで


顔は薄め、奥の深そうな雰囲気。


お酒を片手にうろうろしている。


・・・こっち


来ればいいのに。なぁ・・・。来い来い。


赤い顔。酔ってんじゃん。


でも


来い！来い！！


「喋る人いねーっす。」


笑いながらあたしの向かい側の


若い男の人の横に座る。


・・・うわ。


ほんとにきちゃったわけね。


確かそのとき彼氏は


あたしに何個か差し障りのない質問を


投げたと思う。


赤い顔。目も赤いっっ。


なんでこんなになれなれしいの？


さては女なれしてやがんなー。


しゃべるうちに


気付けば横に座っていた。


「彼氏いんの？」


ちらっとあたしを横目で見る。


ぶっちゃけ「いる」と正直に答えたくなかった。


その時点でもう


あたしはおかしくなっていた。


「あ〜・・・・っとねぇ・・・・。


うん、いる・・・。」


どんな反応をするかと思ったら


「なんや、おもんない！！」


そっぽをむくしぐさ。


そのうち


「付き合おう」


を連呼。


・・・あ。


わかった。


こいつ。


いいかげんなヤツね。


いや、わかってたけど。


言ってることむちゃくちゃだ。


なに、この人。


あ。

ないな。


この人。


こんなヤツいや。


なのになのに


次の日あたしは、名前しか聞いてなかった


その人をもっと知りたいがために


気付いたら


その人の職場に向かっていたなんて。


なんてこった。


続きはまた気が向いた時に。