22回目の誕生日。


29日からお泊りをして、30日当日は


一日中彼氏もあたしもバイトお休みにして


ゆっくり出かけたり一緒に居ることに。


29日はバイトが9時まで。


でも、彼氏がステキな創作料理(創作和食系?)


のお店の離れの席を予約してくれていて


それを励みに忙しくても


笑顔で乗り切る。


バイト終わりごろ、彼氏と彼氏の上司が


話しているのを聞く。


「オマエ、アレ持って店から出るのは


チェック厳しいから、先に持って出とけよ。」


「あぁ・・はい。そうっすね。」


??


また何か店の商品タダでもらったのかなぁ。


うちの店は、社員通用口で必ず


荷物チェックがあって


タダで何かもらった時は、そこは通れない。


だから、そういう時は、出入り口で通す


彼氏のIDカードをあたしが預かって


彼氏は先に正面から店を出て


あたしが2人分IDカードを通して


社員通用口から出る。


彼氏はよく、店の靴をもらったり


するからそんなことはよくあることだった。


だから何も聞かなかった。


そして、店を出て彼氏と落ち合う。


車に乗ると、


「ケーキ買ってきた。」


と彼氏が嬉しそうに笑う。


いつの間に??!!!


バイトの休憩時間に近くのケーキ屋さんに


買いに行ったらしく、


それを持って出るためだったらしい。


あたしにばれない様に


上司と相談していたらしい。


すごく嬉しかった。


ワインまでボトルで買ってきていた。


予約していたお店はすごくよかった。


1つだけの二階席で、


たまに下で食べている人たちの目を盗んで


キスをしたりした。


料理もすごっくおいしかった。


もう11時近くて、店を出た後は


そのままホテルへ向かう事にした。


そのお店で渡されたオリジナルカレンダーを


手にして、急いで駐車場へ向かう。


カレンダーは、すごくオシャレで可愛くて


部屋に貼ろうとか考えながら。


冷え切った車に乗り込む。


彼氏が暖房を急いで入れて、


冷えたあたしの手を握ったりこすったり


息をかけたりして暖めてくれる。


体が震えてしまうあたしを抱きしめて


暖めてくれる。


暖房もきいてきて少し落ち着く。


「落ち着いたかー。」


彼氏があたしのほうを見る。


「ちょっとそこ、開けて。」


あたしの前のダッシュボードを指差す。


・・・?


サングラスを入れてたりするので


それを取るのかと思って


何の疑いもなくそこを開ける。


「ここ?」


・・・・!!!!!!!


「誕生日プレゼントー。」


彼氏が驚いたあたしを見て楽しむような口調で


そう言う。


そこにはティファニーのちっちゃな紙袋。


「何??なになになに!!!!?なに〜!!!????」


驚いてそれしか言えなかった。


「開けてみ。」


出てきたのはアトラスグループドリング。


いつの間にこんなのーーーー!!!


いつもいつもあたしと一緒にいたのに!


いつのまにぃ??!!!


かなり前に


あたしが学校へ行ってる間に買いに行って


その後何もなかったように


あたしと会ってたそうで。


お店で選ぶのはけっこう勇気が要った、って


笑ってた。


指のサイズもはっきりわからないし、


不安だった、って。


でも、ぴったり。


これはやっぱりあなたのミラクル。


あたしをこんなに感動させてくれる人間なんて


あなた以外生涯いないんだろうから。


プレゼントなんてこないだの


テディベアで十分だったから


考えてなかった。


だからよけいにびっくり。


喜んでるあたしを見て、


「ニヤけるのが止まらん。」


って笑ってる彼氏を見て


さらにあたしもニヤける。


変な2人。


でも最高に幸せ。



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