あなたは、あたしじゃなきゃ。

バイト休みになってる日、いつもなら、

「人足りないから」なんて説得されても

絶対に笑顔で容赦なく全力拒否のあたしですが、

好きな人に会えるので、今日はしょうがない

フリをして、内心ルンルンで

バイトへ行きました。

13時というハンパな時間に。

ホントは、11時からだけど、休日出勤

なんでね。

好きな人とは、いい感じ。

いや、かんなりいい感じです。

なにかってーと、あたしのところに来ます。

あたしを見つけるとすぐに寄ってきて

ちょかいだしにきます。

ラブラブです。

端から見れば。

でも、油断禁物。

「付き合いたい」。

言った時のシュミレーションが

頭を何週もしています。

90％はうまくいく想像で

あとの5％は、悲しい答えの返ってくる想像。

もう5％は、また曖昧な答えの返ってくる想像。

「どこ食べに行く？」

聞かれました。どこへでも。

あー。でも、その日が終わっちゃうのは

なんか寂しいな。

旅行だってそうでしょ。

準備して心待ちにしてるときが

一番楽しくて、終わっちゃうのはすごく

寂しい。

ずっと一緒にいたいです・・・。切実に。

お酒は飲みたくないって言ってました。

「飲酒で捕まったらやばいから。」

確かに。公務員になろうという人が

それは、やばいですね。

あ、でも、じゃあ送ってくれるのね♪

やった。花火おねだりしやすいじゃない。

できれば、お泊りしたかったです。

あ、でも違う違う。

あたしの目的は彼女に昇格することでした。

エッチは・・・それから、ね。